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ビットコインどこで 買う?初心者でも安心の選び方ガイド!

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ビットコインを買いたいけれど、どこで買うのがいいのか迷ってしまう人は多いですよね。

聞いたことはあっても、いざ自分で買おうとすると「難しそう」「危なくないの?」と不安になるものです。

今はスマホ一つで安全にビットコインを購入できる時代になっています。

しかも、日本の大手取引所なら初心者でも数分で口座開設ができ、数百円から購入が始められます。

この記事では『ビットコインはどこで買うのが安心でお得なのか』を、わかりやすく解説していきます。

あなたに合った買い方がきっと見つかりますよ。

目次

ビットコインを買う前に知っておきたい基礎知識

ビットコインを買う前に、少しだけ基本を知っておくと安心です。

むずかしい計算や専門用語を覚える必要はありません。

ただ、これから説明する3つのポイントだけ押さえておくと、買った後で「こんなはずじゃなかった」と感じることがぐっと減ります。

① ビットコインは通貨であり資産でもある

ビットコインは、政府や銀行を通さずに世界中で使えるデジタル通貨です。

でも、私たちが普段使う円やドルと違って、価値が日々変動する投資資産の側面もあります。

そのため「使う」よりも「保有する」「増やす」という目的で持つ人が多いのが特徴です。

上がり下がりがあるからこそ、正しい知識をもって購入すれば、大きなチャンスにもなります。

② 購入には取引所か販売所を選ぶ

日本でビットコインを買うには、まず取引所に登録する必要があります。

取引所には2つのタイプがあり、「販売所」は運営会社から直接買う形式、「取引所」は他のユーザーと売買する形式です。

販売所はすぐに買えて初心者向け、取引所は手数料が安く上級者向けといわれます。

最初のうちは、アプリが使いやすくサポートがある販売所を選ぶと安心です。

③ 口座開設には本人確認が必要

銀行口座を作るときと同じように、ビットコインの取引所でも本人確認が求められます。

スマホで免許証やマイナンバーカードを撮影するだけで完了することがほとんどです。

確認が終われば、あとは日本円を入金して、すぐにビットコインを購入できます。

手続きはすべてオンラインで完結するので、最短なら当日中に取引が始められます。

取引所19社比較!初心者にもわかるおすすめポイント

ここでは、国内で利用できる代表的な仮想通貨取引所19社を比較し、それぞれの特徴をまとめました。

初心者でも迷わず選べるように、最低購入額・手数料・安全性・取引の種類など、知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。

自分の投資スタイルに合った取引所を見つけて、安全にビットコインを始めましょう。

スクロールできます
取引所特徴最低購入額手数料安全性(登録・運営元)向いている人提供取引の種類取扱銘柄数
Coincheckマネックスグループの仮想通貨取引所。スマホアプリが使いやすく初心者に人気。販売所:500円から取引所取引手数料無料(メイカー0.01%,テイカー0.15%)※ 販売所はスプレッド金融庁登録(Coincheck株式会社、マネックス傘下)初心者向け販売所・取引所(Lightning)・貸暗号資産・積立・ステーキング35種類
SBI VCトレードSBIグループの取引所。セキュリティに定評があり、仮想通貨取引所の中でも大手。現物:ビットコイン1円~※現物取引(取引所)手数料無料(Maker -0.01%、Taker 0.05%) 販売所はスプレッド金融庁登録(SBI VCトレード株式会社)中級者~上級者販売所・取引所(現物)、レバレッジ(販売所)36種類
bitbank取引所形式が中心の老舗取引所。板取引が充実し、アルトコインの取り扱いが多い。信用取引や貸暗号資産サービスも提供。約0.0001BTC(約500円)取引所:Maker -0.02%、Taker 0.12% 入金手数料無料、出金550~770円程度金融庁登録(ビットバンク株式会社)中級者~上級者取引所(現物)、販売所、信用取引、貸暗号資産44種類
LINE BITMAXLINEグループの仮想通貨取引所。LINE Payとの連携でポイント還元が可能。全銘柄1円から取引できる初心者向けサービス。1円(全銘柄)取引手数料無料(販売所) (※スプレッドあり)金融庁登録(LINE Xenesis株式会社)初心者(LINEユーザー向け)販売所形式(現物)7種類
GMOコインGMOインターネットグループが運営。販売所・取引所・暗号資産FXなど取引手段が豊富で、積立やステーキングも提供。約0.00001BTC(約100円)取引所・販売所とも手数料無料(販売所はスプレッド)金融庁登録(GMOコイン株式会社)初心者~上級者(レバレッジ取引利用者向け)販売所・取引所(現物)、暗号資産FX(レバレッジ)、つみたて、貸暗号資産、ステーキング複数銘柄(公式発表なし)
楽天ウォレット楽天グループの取引所。楽天IDで取引可能で、楽天ポイント還元が魅力。100円現物取引手数料無料 、出金手数料300円金融庁登録(楽天ウォレット株式会社)初心者~中級者(楽天ユーザー向け)取引所形式(現物)・証拠金取引10種類
CoinTradeマーキュリー社(ZAIFグループ)が運営。ステーキングや少額取引に対応する新興取引所。0.0001BTC(約500円)取引手数料無料金融庁登録(マーキュリー株式会社)少額投資~中級者現物取引、ステーキングサービス19種類
BITPOINTSBIグループ(旧リミックスポイント系)の取引所。販売所のほか、プロ向け取引所「BITPoint PRO」も運営。500円(販売所)販売所・取引所とも手数料無料(出金手数料約550~770円)金融庁登録(BITPoint Japan株式会社)中級者~上級者販売所、取引所(BITPoint PRO)、貸暗号資産非公開(複数銘柄)
BitTrade(ビットトレード)旧Huobi Japan。多くのアルトコインを扱う。少額2円から取引可能。2円から取引手数料無料金融庁登録(BitTrade株式会社)初心者(少額投資向け)販売所(現物)、BTCのみレバレッジ取引42種類
OKJ(OKCoin Japan)OKグループ日本法人の取引所。豊富なアルトコインを扱い、スプレッドが狭い。レバレッジ取引は提供していない。(非公開)取引所(板取引)手数料無料※(販売所形態のコンバートも提供)金融庁登録(OK Coin Japan株式会社)中級者~上級者(アルト好き)取引所(現物板取引)40種以上(公称)
bitFlyer国内最大手取引所。ビットコイン取引量国内No.1。アプリ・ツールが充実。約0.0001BTC(数百円)取引所(Lightning)手数料:Maker-0.01%、Taker-0.05% 販売所はスプレッド金融庁登録(株式会社bitFlyer)初心者~上級者販売所・取引所(Lightning)・レバレッジ(Lightning FX)15種類以上
みんなのコイン(トレイダーズ証券)証券会社「トレイダーズ証券」提供の暗号資産CFD。取引手数料が無料でレバレッジ2倍、信託保全で資産流出リスクがない。BTC:0.001BTC(約500円相当)取引手数料無料上場企業(トレイダーズ証券株式会社)運営初心者暗号資産CFD(レバレッジ取引2倍)5種類
マネックスビットコインマネックス証券が提供する暗号資産CFDサービス。現物ではなく差金決済でレバレッジ取引ができる。0.01BTC(約数万円)取引手数料無料金融庁登録(マネックス証券株式会社)上級者(レバレッジ取引志向)暗号資産CFD(レバレッジ2倍)4種類
Binance Japan世界最大級の海外取引所Binanceの国内法人。2023年から日本市場参入。取り扱い銘柄が最多クラスで、コンバート(簡易販売所)も提供。0.0001BTC(約数百円)取引所:Maker 0.1%、Taker 0.1%(VIPにより割引有)金融庁登録(バイナンスジャパン株式会社 )アルトコイン取引志向者取引所(現物板取引)、販売所(コンバート)59種類
Coin Estate(旧Bitgate)暗号資産販売所。旧ヒマラヤジャパンで、少額取引を推奨。多層署名のコールドウォレット等でセキュリティを強化。0.00005BTC(約300円)※公式情報販売所スプレッド金融庁登録(FINX JCrypto株式会社運営)少額投資・初心者販売所(現物)数種
岡三オンライン(暗号資産CFD)岡三証券グループの暗号資産CFD。2022年にサービス開始し、2024年に終了。取引手数料無料でレバレッジ2倍、主要5銘柄を扱った。BTC:0.01BTC(数万円相当)※取引手数料無料金融庁登録(岡三オンライン証券)初心者暗号資産CFD(レバレッジ取引2倍)5種類
Zaifフィスコグループの老舗取引所。セキュリティ対策を強化し、草コイン・独自トークン(ZAIF等)も提供していた。数百円相当現物取引手数料無料(販売所スプレッド)ザイフFX(最大3倍)金融庁登録(テックビューロ→フィスコ子会社)中級者(独自銘柄・積立向け)販売所(現物)、暗号資産FX(レバレッジ取引)約10種類
まいにち暗号資産(マネーパートナーズ)FX/CFDのマネーパートナーズ提供の暗号資産CFD。2021年開始。週末取引可で各種手数料無料。銀行・FX口座と資金振替可能。BTC:0.001BTC(約500円)※取引手数料無料金融庁登録(マネーパートナーズ証券)少額レバレッジ投資者暗号資産CFD(レバレッジ取引2倍)4種類

初心者なら、操作がわかりやすくスマホでも使いやすい『Coincheck』や『LINE BITMAX』が特におすすめです。

少額からスタートでき、画面が見やすいので、初めてでも安心して購入できます。

一方、コストをできるだけ抑えて取引したい人には『GMOコイン』や『bitbank』が向いています。

アルトコイン(ビットコイン以外の通貨)をたくさん扱っている『Binance Japan』や『BitTrade』は、慣れてきてから挑戦すると良いでしょう。

また、どの取引所も金融庁に登録済みなので、安全性の面では信頼できます。

上場企業のグループが運営しているところも多く、資産を安心して預けられる環境が整っています。

最低購入額は1円〜500円前後のところが多く、初心者でも無理のない範囲でスタートできます。

手数料も無料またはスプレッド制の取引所が多く、少ない金額でも気軽に試すことが可能です。

ビットコインを買うならどこが安全?

いざビットコインを買おうと思っても、「どこで買えばいいのか分からない」という人はとても多いです。

日本にはたくさんの取引所があり、どれも似たように見えるからです。

でも実は、安全性や使いやすさには大きな違いがあります。

ここでは、初心者でも安心して使える代表的な3つの取引所を紹介します。

① コインチェック(Coincheck)

初心者の利用率がもっとも高い取引所のひとつです。

アプリがとても見やすく、操作が直感的でわかりやすいのが特徴。

500円からビットコインが買えるうえ、チャートや資産管理もスマホで完結します。

金融庁登録済みでセキュリティも厳重。

はじめての人が安心して始められる王道の取引所です。

② ビットフライヤー(bitFlyer)

国内でもっとも長く運営されている老舗の取引所です。

セキュリティレベルが非常に高く、国内の大手銀行や企業とも提携しています。

少額から積立投資もできるので、毎月コツコツ買いたい人にぴったりです。

販売所・取引所の両方が使えるため、慣れてきてもそのまま使い続けられます。

③ GMOコイン

GMOインターネットグループが運営する、信頼性の高い取引所です。

入出金・送金などの手数料が無料で、コストを抑えて取引できるのが魅力。

本人確認から取引開始までのスピードも早く、最短10分で購入できるケースもあります。

アプリの評価も高く、安定したサービスが好評です。

はじめてでも迷わない!仮想通貨取引所の選び方ガイド

初めて仮想通貨を買おうと思ったとき、たくさんの取引所があって「どれを選べばいいの?」と戸惑う人は多いものです。

でも安心してください。

初心者でも、いくつかのポイントを押さえれば、自分にぴったりの取引所がすぐに見つかります。

ここでは、初めての人が失敗しないためにチェックしておきたい5つの視点を、わかりやすく紹介します。

① 自分の買いたい通貨があるか

最初に確認したいのは、欲しい仮想通貨をその取引所が取り扱っているかどうかです。

取扱銘柄は取引所によって差があり、10種類ほどのところもあれば、50種類以上ある取引所もあります。

初心者なら、まずはビットコインやイーサリアムなどメジャーな通貨を扱っている取引所を選ぶのがおすすめです。

将来的に他のコインも買いたくなる可能性を考えて、ラインナップの多いところを選ぶと安心です。

② 自分の目的に合っているか

「とりあえず少しだけ買ってみたい」

「コツコツ積立したい」

「短期で利益を出したい」

目的が違えば、選ぶべき取引所も変わります。

販売所は簡単に買える初心者向け、取引所は手数料が安い中上級者向けです。

長期的に積立したい人は、自動購入や積立機能のある取引所を選ぶと続けやすくなります。

③ 手数料をできるだけ安く抑えられるか

仮想通貨の取引では、意外と見落としがちなのが「手数料」。

販売所ではスプレッド(価格差)が上乗せされることが多く、取引所形式の方がコストを抑えられる場合もあります。

また、入出金手数料や送金手数料も確認しておきましょう。

小さな差でも、長く取引していくと大きな金額になります。

④ お得なキャンペーンがあるか

最近は「口座開設だけでビットコインがもらえる」「初回入金でポイント還元」などのキャンペーンを行う取引所も増えています。

こうした特典を活用すれば、少ない資金でもスタートが切りやすくなります。

ただし、キャンペーンの有無だけで決めるのではなく、使いやすさやサポートの充実度も合わせて判断することが大切です。

仮想通貨取引所で気をつけたいリスク

取引所の選び方が見えてきたら、次は安全に続けるためのリスク理解です。

難しい専門用語は使わずに、最初の一歩でつまずかないコツだけを押さえましょう。

ここでは価格、セキュリティ、システムの順で、今日から実践できる対策までセットで整理します。

読みながら一つずつ設定していけば大丈夫です。

① 価格変動が大きいこと

仮想通貨は株や為替より値動きが大きく、短時間で上下に振れやすい資産です。

一度に大きく買わず、少額を回数で分ける積立や時間分散を使うとブレをならせます。

最初に自分の損失許容額を決め、想定外の下落でも生活に響かない範囲で始めましょう。

買い増しはルール化して、感情での追い買いは避けると安定します。

急騰時は無理に追わず、あらかじめ決めた価格帯で指値を置くと落ち着いて取引できます。

「いつ買うか」よりも「続けられる額で習慣化」が結果につながりやすい考え方です。

② セキュリティに関する注意

口座を作ったら最初に二段階認証を必ず有効化します。

ログイン通知と出金先ホワイトリストを設定し、不審な操作にすぐ気づける状態にします。

パスワードは長く複雑にして使い回しをやめ、管理ツールで保管すると安心です。

取引所に置く額は必要最小限にして、保有が増えたら自分のウォレットへの分散を検討します。

フィッシング対策として、ブックマークからのみログインし、メール内リンクは踏まない習慣をつけましょう。

スマホの画面ロック、生体認証、OSやアプリの更新も忘れずに行います。

③ システムや運用上のリスク

相場急変時はアクセス集中で約定しづらくなることがあります。

成行だけに頼らず、指値や逆指値、価格アラートを活用して事前に備えましょう。

定期メンテナンスや障害情報は公式のお知らせでこまめに確認します。

入出金の反映に時間がかかる場合があるので、急ぎの資金移動は余裕をもって手続きします。

アプリとブラウザの両方を使えるようにしておくと、片方に不具合が出たときの逃げ道になります。

積立設定や定期買付を使えば、相場に張り付かなくても継続できます。

初心者でも安心して使えるおすすめサービス

リスクへの理解が深まったところで、ここからは「実際にどんなサービスを使えば安全に運用できるのか」を見ていきましょう。

仮想通貨取引所には、ただ買う・売るだけでなく、資産を育てたり、自動で積立てたりといった便利な仕組みが整っています。

初心者の方でも、ひとつずつ仕組みを知れば、無理なく活用できます。

ここでは特に人気が高く、始めやすい4つのサービスをステップごとに紹介します。

① 取引所・販売所サービス

最初に覚えておきたいのが、仮想通貨の基本となる「販売所」と「取引所」の違いです。

販売所は、アプリを開いて金額を入力するだけで簡単に購入できる仕組みです。

たとえば「1,000円分のビットコインを買いたい」と思ったら、数タップで完了します。

一方、取引所は他のユーザーと直接売買する形式で、価格が自動で決まります。

少し慣れてきた人なら、こちらの方が手数料を抑えて有利に取引できます。

初心者はまず販売所で小さく始めて、慣れたら取引所へステップアップするのがおすすめです。

② 仮想通貨のつみたてサービス

つみたてサービスは、毎月または毎週決まった金額で自動的に仮想通貨を購入する仕組みです。

「価格が下がったら損をするんじゃないか」と心配する人でも、この方法なら少しずつ平均価格で買えるため安心です。

大きく下がっても、自動で買い続けることで安い時に多く買えるのがポイント。

これを「ドルコスト平均法」と呼びます。

積立なら相場を見張る必要もなく、忙しい人や投資初心者にぴったりの方法です。

③ 仮想通貨のステーキングサービス

ステーキングとは、保有している仮想通貨を取引所に預けて、そのネットワークの運営に参加しながら報酬を得る仕組みです。

少し難しそうに聞こえますが、実際は「預けるだけ」でOK。

対象となる通貨(例:イーサリアム、カルダノなど)を持っている人は、取引所のステーキングメニューから設定するだけで、自動的に報酬がもらえます。

ただし、一度預けると一定期間引き出せない場合もあるため、まずは少額から始めて仕組みを体験してみると安心です。

④ 仮想通貨のIEO(トークン販売)

IEO(Initial Exchange Offering)は、取引所が審査した新しい仮想通貨を一般に販売する仕組みです。

簡単に言えば「上場前の新しいコインを先に買えるチャンス」です。

成功すれば利益を得られることもありますが、価格の変動が激しいため、初心者は学びとして少額参加が基本です。

話題性に流されず、信頼できる取引所で、情報をよく調べてから挑戦しましょう。

海外の仮想通貨取引所を初心者にすすめない理由

ここまでで、国内の取引所を使えば安全に始められることがわかりましたね。

ですが、SNSなどで「海外の方が手数料が安い」「銘柄が多い」といった情報を目にして、気になっている人もいるのではないでしょうか。

確かに、海外の取引所は取扱通貨が多く、機能も豊富に見えます。

けれど、初心者がいきなり利用するのはとても危険です。

ここでは、なぜ国内の取引所を選ぶ方が安心なのか、その理由を順を追って説明します。

① 日本の法律による保護が受けられない

国内の取引所は、金融庁の登録を受けて厳しいルールのもとで運営されています。

そのため、万が一トラブルがあった場合も、日本の法律に基づいた保護を受けられます。

一方、海外の取引所は日本の法律の対象外です。

たとえ資金トラブルが起きても、問い合わせ先が英語のみだったり、返金の保証がなかったりと、サポートが受けにくいのが現実です。

初心者のうちは、日本語でサポートが受けられる国内の取引所を選ぶのが確実です。

② 上場している通貨に信頼性の低いものが含まれることも

海外の取引所は上場基準がゆるく、まだ信頼性が確立されていない通貨が取引されている場合があります。

なかには、価格操作や運営不明のプロジェクトも混ざっていることがあり、初心者が見極めるのは難しいです。

国内の取引所では、金融庁の審査を通過した安全性の高い通貨しか扱えません。

まずはその範囲で経験を積む方が安心です。

③ 取引所が突然閉鎖する可能性もある

過去には、海外の取引所が経営難や規制変更により突然サービスを停止した例もあります。

資金が引き出せなくなると、せっかくの資産が取り戻せないリスクがあります。

特に、国内では禁止されているレバレッジ倍率の高い取引や匿名通貨の取引をしている海外業者もあり、急な規制で口座凍結される可能性もあります。

国内取引所であれば、そうしたリスクは最小限に抑えられます。

ビットコインを実際に買うまでの手順

ここまでで「安全な取引所の選び方」と「注意すべきリスク」が理解できましたね。

いよいよここから、実際にビットコインを買う手順を見ていきましょう。

難しいと思われがちですが、ステップを順番に進めれば数十分で完了します。

スマホだけでも大丈夫です。焦らず、落ち着いて進めていきましょう。

① 口座を開設する

まずは仮想通貨取引所の公式サイトやアプリから「口座開設」を行います。

メールアドレスを登録し、パスワードを設定したあと、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)をアップロードします。

多くの取引所では、スマホのカメラで撮影するだけで本人確認が完了し、最短10分ほどで口座が開きます。

② 日本円を入金する

次に、取引所の口座に日本円を入金します。

銀行振込・コンビニ入金・クイック入金など、方法は取引所によって異なりますが、初心者は銀行振込がわかりやすくておすすめです。

入金額は少なくても大丈夫。まずは「試しに1,000円」でもOKです。

③ 仮想通貨を購入する

入金が反映されたら、アプリやWeb画面から購入する仮想通貨を選びましょう。

初心者なら、最初はビットコイン(BTC)がおすすめです。

金額を入力し「購入」ボタンを押すだけで完了です。

販売所なら即時に反映され、ウォレット残高に表示されます。

④ 保有状況を確認してみよう

購入した仮想通貨は、アプリ内の「ウォレット」や「資産」画面で確認できます。

数量や日本円換算の金額、購入履歴などを見ながら、自分の資産がどう動くかを観察してみましょう。

ここで焦らず、「上がった・下がった」に一喜一憂せず、相場の流れを体で覚える時間を持つことが大切です。

⑤ 少額で慣れてからステップアップ

最初は「買ってみる体験」が目的で大丈夫です。

慣れてきたら積立やステーキングなど、より効率的な運用にステップアップしていきましょう。

一度に大金を動かす必要はありません。

「少額・継続・安全」が初心者の成功パターンです。

ビットコインを買ったあとの守り方と育て方

ここまでの流れで、ビットコインの買い方はもうバッチリですね。

次のステップは「買ったあと、どう守り、どう増やすか」です。

仮想通貨は持って終わりではありません。

安全に保管しながら、少しずつ資産として育てていくことが大切です。

この章では、初心者でもできる3つの基本ステップを紹介します。

① ウォレットで安全に保管する

取引所に置いたままにしておくと、ハッキングやシステム障害のリスクがあります。

そのため、長期保有したい分は「ウォレット」に移すのがおすすめです。

ウォレットには2種類あり、

・オンライン上で簡単に使えるホットウォレット
・インターネットから切り離して安全に保管するコールドウォレット

があります。

初心者はまず取引所の公式ウォレット(アプリ連携型)を使い、慣れてきたら専用のハードウェアウォレットに移行していくと安全です。

② 定期的に価格をチェックし、無理のない範囲で追加投資

仮想通貨は価格が大きく動くため、定期的に確認する習慣をつけましょう。

ただし、毎日見て一喜一憂する必要はありません。

週に一度くらい、自分のペースで全体を見渡す程度で十分です。

資金に余裕ができたら、つみたてを少し増やしたり、他の通貨を試してみるのも良いでしょう。

「焦らず・長く・少しずつ」が初心者の資産づくりのコツです。

③ 学びながら運用を続ける

仮想通貨の世界は日々進化しています。

新しいサービスや仕組みが登場するたびに、学ぶ姿勢を持っておくとチャンスをつかみやすくなります。

ニュースアプリや取引所のコラム、SNSの公式アカウントなどをチェックしながら、最新情報を少しずつ吸収していきましょう。

知識が増えると、相場に振り回されずに判断できるようになります。

ビットコインに関するよくある質問(初心者向けQ&A)

ここまでの流れで、ビットコインの買い方や守り方をしっかり理解できましたね。

最後に、初心者の方がよく感じる「これってどうなの?」という疑問をまとめておきましょう。

最初はみんな同じところでつまずきます。

ここで一度整理しておけば、不安なく安心して続けられます。

① ビットコインはいくらから買えるの?

実は、ビットコインは1枚単位で買う必要はありません。

取引所によって異なりますが、500円から1,000円程度でも購入できます。

少額から始めて、慣れてきたら少しずつ金額を増やしていくのがおすすめです。

「まずは体験してみる」ことが、最初のステップになります。

② 買ったビットコインはどこに保管されるの?

購入したビットコインは、取引所が提供する「ウォレット(口座のようなもの)」に保管されます。

スマホアプリの資産画面に残高が表示されていれば、それがあなたのビットコインです。

長期で保有する場合は、取引所から自分のウォレット(専用アプリやハードウェア)に移しておくと、より安全です。

③ 今から買っても遅くないの?

「もう価格が上がってるから遅いのでは?」と感じる人も多いですが、そんなことはありません。

ビットコインは一時的に下がることがあっても、長期的には世界的に需要が増えています。

大事なのは「いつ買うか」ではなく、「どれくらい続けられるか」。

少額をコツコツ積み立てていけば、どんな時期でもチャンスをつかめます。

④ ビットコインを持っていると税金はかかる?

はい、利益が出た場合には税金がかかります。

たとえば、10万円で買ったビットコインを20万円で売ったら、差額の10万円が課税対象になります。

ただし、取引回数が少ない初心者なら確定申告の手順も簡単です。

各取引所では、年間取引報告書などの書類をダウンロードできるので安心してください。

⑤ もし取引所がなくなったらお金はどうなるの?

金融庁に登録された国内取引所では、ユーザーの資産を会社の資産と分けて管理する「分別管理」が義務づけられています。

そのため、仮に取引所が経営破綻しても、ユーザーの資産は原則として保護される仕組みです。

さらに、多くの取引所では保険にも加入しており、万が一の際にも補償されるケースがあります。

まとめ

ここまで読んでくださったあなたは、もう初心者ではありません。

ビットコインは難しい投資ではなく、正しい場所で安全に買えば誰でも始められる新しい資産づくりの形です。

最初は、金融庁に登録された国内の取引所を選び、少額から購入してみましょう。

その中でも、アプリが使いやすい『コインチェック』や『ビットフライヤー』、手数料を抑えたい人は『GMOコイン』などが安心です。

一度に大きく買うよりも、毎月少しずつ積み立てる方がリスクを抑えられます。

そして、購入したあとはウォレットで安全に保管しながら、相場に慣れていきましょう。

大切なのは「焦らず・無理せず・継続する」こと。

ビットコインは短期のギャンブルではなく、長く付き合うことで価値を感じられる資産です。

まずは、自分のペースで一歩を踏み出してみてください。

あなたの未来の資産づくりは、ここから静かに始まります。

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